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住人不在の家をどう扱うか

一軒家

近隣への迷惑を避けるには

近年、全国各地で社会問題化しているものに、空き家の増加があります。空き家の増加にはさまざまな背景がありますが、主なものとしては人口減によって住宅需要が低下していること、不動産市場の低迷によって売却が進まないこと、核家族化の進行によって住宅を世代間で引き継がなくなったこと、などが挙げられます。いずれも、住人不在のまま長期間放置された住宅は、害虫の発生、浮浪者の占拠、不審火への懸念など、近隣にさまざまな不安を引き起こします。かといって、所有者としても売ることもできなければ住むこともできないというのであれば、自ら対策を講じるのもなかなか困難です。そこで最近では、こうした空き家の管理を専門に手がけるサービス事業者に管理業務を委託するケースが増加しています。

収益源にできるケースも

空き家管理サービスには大きく分けて2種類あります。1つは文字通りの物件管理サービスです。住宅を定期的に巡回し、誰かが侵入した形跡はないか、雨漏りや経年劣化による破損個所はないかといった点検作業を行います。通気や換気を行って室内が荒れるのを防ぐ手立ても講じます。加えて、庭木が伸びていたら剪定する、ポストに広告チラシが溜まっていたら回収するといった、住宅の美観を保つサービスも提供します。もう1つは、物件の活用サービスです。これは空き家を賃貸住宅や社宅などに転用するというものです。入居者探しや契約の代理、家賃の収納などが具体的なサービス内容となります。それまで「お荷物」であったはずの空き家を収益源として利用することができるようになります。